【経営戦略】 戦わずして勝つ
まだまだ耳にする言葉に、差別化という言葉があるが、
差別化というものは、同じものが差をつけるという考え方で、
時には、価格を引き下げて価値を高めたり、
実際にクオリティアップを図るなど、
基本的に競争概念が働いている。
しかし人間というものは、競争すれば対立するもので、
自分の利益を求めて対立する関係は、
結局は互いの存在する市場自体を傷つけることになり、
いずれかが勝利したとしても、
そこに以前に勝る豊かさや幸福は存在しない。
正に戦争と同じ理屈で、
勝った方も負けた方も、結局はそれを背負い続ける羽目になる。
孫子の言葉にも、
「勝った方にも被害が出るため、戦わずして勝つのが最善だ」、と言う言葉があるが、
企業も対立することで、互いにマイナスを呼び寄せることになる。
競争概念や対立概念は、結局は勝った側にも組織疲弊(心身が疲れて弱ること)を招くことになるのだから、
戦わずして勝つ(存続し続ける)ことがいかに大切かわかる。
時代変化においても言えることだが、
ここまで世の中が変化し、消費者の生活観まで変化してしまうと、
これまでのような考え方では、経営はできない。
過去の業界の常識や既成概念のままでは、
価格を下げたり、業務の強化を求めるばかりでは、
時代が求める新しい市場は生まれてこない。
アベノミックス第三の矢でもあるような、
業界の常識や既成概念にとらわれない新市場の確立こそが、
これからの企業を支えていく需要となっていく。
正に、独自性、オンリーワンの市場を排出していく時代を迎えている。
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