【経営実践人間学】 人材不足を考える(有効求人倍率)
「有効求人倍率」とは、
ハローワークで仕事を探している求職者１人に対して、
どれだけの何件の求人があるかを示す数字です。
景気判断の指標となっていますが、
実際の現場はどうでしょうか。
●まず、ハローワークがベースになっていることが第一、
現代社会で、ハローワークに仕事を探しに行く求職者が、
実際の求職者の何パーセントであるのか。
仮にハローワークを利用している求職者という者の、
何パーセントが本当に求職活動をしているかという問題があります。
●また、求人をしている企業の数も、
ハローワークを利用している企業がどれだけあるかも、
かなり疑問となるところです。
インターネットによる高度情報化社会の実現は、
求人環境も大きく変化させており、
インターネットによる比較や情報収取が前提となっています。
特に、中央のデータである為、
地域の支社や中・零細企業の実態は、
大きく異なっているようです。
●「経営実践人間学」講座や企業研修、
コンサルタント業務の現場では、
求人企業の人手不足の実態や
求職者のリアルなニーズを知ることが多く、
実際に人手不足を解消するには、
そこにある事実を掴むことが解決の道へとつながっています。
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≪人手不足・人材に恵まれない理由の実際≫
※会社に伝わっていない個人からの相談も含む。
◍上司や先輩のいじめ・圧力に耐えられない。
◍管理者のリーダーシップがなく、前向きになれない。
◍力を付けたいが、何の研修もない。
◍研修以前の上司の人格、人間関係の問題がある。
◍会社に経営方針がない為、ただ働いているだけで、やり甲斐がない。
◍会社の要求に応えられる自信がない。
◍管理者の人格が好きになれない。尊敬できない。
◍管理者の仕事の内容が見本にならない。
◍管理者が変なコミュニケーションをしてくる。
◍管理者の主観で口出しばかりされるので、自分の仕事ができない。
◍管理者が、自分の手柄にしてしまうので頑張る気にならない。
◍他にないから仕方なく働いているが、いい会社があるなら変わりたい。
◍尊敬できる上司がいない。
◍分からないことを教えてくれる上司がいない。
◍困っていることを解決してくれる上司がいない。
◍経営者の考えが分からない。
◍何を評価されているのか他らない。
◍どう頑張ればいいのか分からない。
◍自分の存在が必要なのだろうかと思う。
◍会社の要求に応えたいが、どうしていいか分からない。
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★人手不足も、良い人材に恵まれないのも、同じ理由です。
人材は、育てれば伸びるものです。
育てない会社は、良い人材はいませんし、人も集まりません。
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実践人間学 人間力カウンセラー 安武勉
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